駆除したい!観葉植物に発生する虫と対処の方法

駆除したい!観葉植物に発生する虫と対処の方法

観葉植物に害虫が発生すると、観葉植物に元気がなくなりますし、見た目も台無しになりますよね。
害虫には繁殖力が高いものもいるため、すぐにでも駆除をしたいところではないでしょうか。
しかし、駆除の仕方が分からずに困ってしまう人もいることでしょう。
そこで、観葉植物に発生する代表的な害虫の特徴や対処方法、予防方法についてご紹介します。

見た目がさまざまなカイガラムシ!すす病の原因になることも

「カイガラムシ」とは、カメムシ目カイガラムシ上科に分類される昆虫です。
とても種類が多いことで知られ、世界中に7000種類以上、日本だけでも400種類以上いるといわれています。
大きさは種類によって異なりますが、1ミリや3ミリといったミリ単位のものが多く、植物に寄生するとほとんど動きません。
見た目もさまざまで、色が黒く殻が硬いものもいれば、白っぽくフワフワしたものもいます。
カイガラムシは観葉植物の汁を吸ってその栄養分を奪ってしまうため、観葉植物の成長が妨げられますし、状態も悪くなります。
また、カイガラムシの排せつ物には「すす病菌」と呼ばれる菌が繁殖しやすいため、カイガラムシが発生することで、観葉植物の茎や葉が黒く変色してしまう「すす病」などの病気にかかる原因にもなります。
カイガラムシは、狭くて暗い場所を好むため、このような場所に観葉植物を置かないことが大切です。
もし、カイガラムシが発生してしまった場合は、カイガラムシ専用の殺虫スプレーで駆除しましょう。
さらに、カイガラムシの卵や幼虫はとても小さいため、駆除ができていないことに気付けないケースが多くみられます。
そのため、駆除後もしばらくはカイガラムシが再び発生していないかどうか、こまめにチェックするようにしましょう。

葉の色を退色させるハダニ!撃退方法は葉の裏側への「葉水」!

「ハダニ」はダニの一種で、脚が8本あるため、まるでクモのように見えることが特徴です。
種類によりますが、大きさは0.3ミリから0.5ミリほどのものが多くみられます。
ハダニは葉に付着して、口にある針のような部分から植物の汁を吸います。
これにより植物の生育が悪くなり、最悪の場合枯れてしまうこともあります。(※7)
また、ハダニに汁を吸われた場所の葉の色が退色してしまうことも、ハダニによる被害の特徴です。
そのため、ハダニが観葉植物に多数寄生することで、観葉植物本来の色が損なわれ、見た目が汚くなってしまいます。
ハダニが特に好むのは、ヤシ系やシダ系の観葉植物です。
ハダニは水に弱いため、霧吹きで葉や茎に水をスプレーする「葉水」をこまめに行い対処しましょう。
ハダニは葉の裏側にいることが多いため、特に葉の裏側にしっかりと葉水をすることが大切です。

繁殖力が高いアブラムシ!水を噴射して拭き取ろう

「アブラムシ」は、アブラムシ科に属する昆虫です。
日本にいる種類だけでも700種類以上と、種類がとても多いことが特徴です。
体長は2ミリから4ミリ程度で、春ごろに発生し、新芽を好んで食べます。
アブラムシは葉の養分を吸うため、発生すると観葉植物の生育が悪くなりますし、ウイルスを媒介するため観葉植物が病気にかかりやすくなります。
さらに、繁殖力が高いことも特徴で、卵からフ化したアブラムシは10日ほどで成虫となり、成虫は毎日卵を産みます。
そのため、気が付いたら観葉植物にアブラムシがびっしりついていた、ということも珍しくありません。
アブラムシは、水を噴射して吹き飛ばすことが可能です。
毎日こまめに水で吹き飛ばすことで、アブラムシの繁殖を予防することにもつながります。
また、濡らした布や雑巾で拭きとることで、駆除することもできます。
ここまでできれば理想です。
観葉植物の葉や新芽には柔らかく傷つきやすいものもあるため、やさしく拭きとるようにしましょう。

害虫を発生させないためのポイントとは?

観葉植物に害虫が発生するのを防ぐためにも、葉水をこまめに行うようにしましょう。
害虫によってはハダニのように葉の裏側を好むこともあるため、葉の表側だけでなく、裏側に葉水をすることも大切です。
葉水をしながら、葉や花、茎などの状態を一緒に確認しておくと、害虫や病気の発生にいち早く気付くことができるでしょう。
また、観葉植物を外に置くとハダニが葉に付着したり、ナメクジが鉢に忍び込んだりする可能性があります。
害虫を防ぐためにも、観葉植物はできるだけ家の中に置くようにしましょう。
虫除け用の粒剤を使う方法も有効です。
虫除け用の粒剤とは、鉢の中に置くタイプの粒状の薬剤ことです。
薬剤の成分を観葉植物に吸わせることで、その成分が葉や茎などに行き渡り、葉や茎から植物の汁を吸った虫を退治できる仕組みとなっています。
他に、腐葉土や堆肥を避けることも大切です。
腐葉土や堆肥には、トビムシなどの害虫が生息している恐れがあります。
観葉植物に使う土には、市販の観葉植物用の土を選ぶと良いでしょう。

暮らしを豊かにしてくれる観葉植物!害虫を予防して健康に保とう!

観葉植物に発生する害虫の種類は、カイガラムシやナメクジなどさまざまです。
これらの害虫が発生することで、観葉植物の生育が悪くなったり、枯れたりしてしまいます。
害虫が発生する原因や対処方法もそれぞれのため、発生した害虫の特徴を理解し、その害虫に効果的な方法で撃退するようにしましょう。
また、害虫が発生しないように、毎日葉水を行うなどの予防方法を取り入れることも大切です。
毎日の暮らしを緑豊かなものにするためにも、これらの対処方法や予防方法を取り入れて観葉植物を健康に保ってみてはいかがでしょうか。