観葉植物として人気のツタ!室内で楽しむ方法は?

ツタ植物

ツタといえば外壁を飾る植物として目にする機会が多いかもしれません。
しかしツタは鉢植えにして室内で楽しむことにも、とても適した植物なんですよ。
アイビーやヘデラという表記でショップに並ぶツタはいつも青々とした葉を茂らせていて、季節を問わず大人気。
丈夫で簡単に育てられるので、観葉植物は初めてという方にもおすすめです。
ここではそのツタの魅力と、室内で育てるときのポイントについてご紹介します。

なんと数百種も!?種類が豊富なツタの仲間たち

さまざまなシーンで私たちにグリーンの癒しを与えてくれるツタは学名をヘデラ、英名をアイビーといいます。
和名はキヅタといい、セイヨウキヅタ(ヘデラ・ヘリックス)が観葉植物として広く販売されている品種です。
他にも葉の大きさや色、カエデのような葉の切れ込みの数、斑の有無や色などが違ういろいろな種類のツタがあることをご存じでしょうか。
その数はなんと数百種ともいわれています。
とてもバラエティ豊かな植物ですよね。
中にはなかなかお目にかかれない貴重な品種もあるようで、ツタへの興味は尽きません。
さて、そんな魅力たっぷりのツタですが、一番の特徴はつる性ということ。
這うように伸びるつる状の茎には気根という空中に伸びる根が生えます。
それが支えとなる支柱などにしがみついて成長します。
この性質をいかして、近年ではグリーンカーテンでの利用も増えているようですね。
繁殖力が強いためぐんぐんと葉を茂らせ、省エネ対策や温暖化対策にとても役立っています。
見て美しく環境にも優しい、ツタの魅力をあらためて実感します。

屋外だけじゃない!室内でもすくすく育ちます

ツタは屋外でよく見かけるため、日光によく当てなければ育たないと思っている方も少なくないのではないでしょうか。
でもそれは勘違いなんです!
ツタは日光が大好きな反面、耐陰性も持っているので、少し日当たりが足りないかな?と感じるような場所でもどんどんつるを伸ばしていきます。
もちろん室内でも育てられますよ!
綺麗なグリーンの葉を観賞するには、葉焼けや虫による被害が無い室内で育てたいですね。
まったく日が差しこまない場所はさすがに苦手ですが、ガラス越しに光が差し込む明るい部屋なら問題なし!

そして、忘れてはいけないのが風通し。
日当たりとともに、室内で育てるときにはとても大切です。
なぜなら空気が動かない場所ではよどんだ湿気によって株が弱ってしまう可能性があるからです。
日中に窓を開けて換気ができるような場所に置きましょう。
そうすれば室内でも持ち前の繁殖力で茎を伸ばして美しい葉を茂らせてくれますよ!

ムシが苦手な人におすすめ!ハイドロカルチャーでも育ちます

室内に植物を置きたい!
でも虫が心配…というその気持ち、よくわかります!
鉢植えに使った土の中に虫が混ざっていないか、どこからか飛んできて土に卵を産み付けていないかなど、虫が苦手な人にとっては心配が尽きませんよね。
そういうときに利用したいのがハイドロカルチャーによる水栽培です。
ハイドロカルチャーの人工培土は製造過程で高温殺菌していますので、虫が湧いてくる心配がありません。
つまりツタはハイドロカルチャーとの相性バッチリなのです。
それなら使わない手はないですよね!

しっかりと丈夫に育てるコツは、週に1回程度ハイドロカルチャー用の液肥を与えることです。
また、人工培土といえどもカビたり劣化したりすることがありますので、定期的に洗浄と交換が必要です。
目安としては半年から1年に1回くらいです。
根もはってきますので一回り大きな容器に植え替えるとよいでしょう。

挿し木や伏せ芽がおすすめ!ツタを増やすテクニック

ツタの魅力にはまったら、家の中のいろんな場所に置いてみたくなりますよね。
そういうときに簡単に増やせるのもツタの魅力のひとつ。
小さい芽がどんどん育って茂っていく様子を観察するのは楽しいものです。
増やす方法は、挿し木と伏せ芽がおすすめです。
挿し木は伸びた茎を10センチ程度に切り分けたものを使います。
一本の茎に3枚くらいの葉があれば大丈夫。
葉が多い場合は根付くときの負担になるので取ってしまいましょう。
新しい土に刺したら半日陰に置きます。

また、土ではなく水を入れたコップなどに刺しておく水挿しという方法でも増やせます。
水の中で根が充分に生えてきたのを確認したら土に植え替えます。
すでに根が出ているので根付きやすいです。

伏せ芽は、伸びた茎を切りとらずにそのまま土に這わせて固定する方法です。
接した土に気根が伸びてきてしっかりと根付いたら親株から切り離しましょう。
増やす時期は成長期の春から秋にかけてがベストシーズンです!

ツタと暮らす!一年を通して部屋にグリーンを

次は部屋での飾り方を工夫しましょう。
増やした小さな株を小ぶりな鉢に植えて、ちょっとした空間を埋めるのも素敵です。
大きな株を主役にするときは、ハンギングやプランタースタンドで仕立てて動きのある茎を楽しみたいですね。
また、脇役としても大活躍してくれるのがツタのいいところ!
部屋のシンボルとなるような大きな観葉植物の足元などに植え付けると、可愛いアクセントになりますよ。
観葉植物として多く流通しているものは常緑性で寒さにも強いので、秋から冬にかけてのグリーン不足になりがちな私たちの生活に潤いを与えてくれるのも嬉しいですね。
たとえば冬、クリスマスにつる性のやわらかい茎をいかしてリースを作ることもできます。
クリスマスが終わったらリースをばらし、茎を水に差してみましょう。
温かい室内で管理すれば、根が出て新しい株へと成長するかもしれません。

丈夫で簡単に育てることができ、一年を通して部屋を彩ってくれるツタ。
その魅力を身近に感じてみませんか。