こんにちは。2018年が幕を明け、入社して早くも8年目を迎えたマーケのRisaです。
さて本日は、裏方のお話をちらりと。
インナチュラルには、創業当時(2000年)から二つの秘密基地があります。
ひとつはもうすっかりお馴染みの、IN NATURAL FARM。
こちらは以前もご紹介しましたが、8つの店舗で元気がなくなってしまったり、 残念ながらお嫁に行きそびれた植物たちが命を全うする再生の地です。
もうひとつは、今日の本題であるIN NATURAL FACTORY。
それは店舗の内装やVMDを支えてくれる、重要な工場です。
私たちは、「すべての人々へ自然(いのち)の温もりを感じられる豊かな暮らしを創造」というミッションを掲げインナチュラルを運営しています。
その言葉通りVMDも「自然のぬくもり」というキーワードを重んじて作り上げています。そのため、製作物の多くは木の端材、地元の河川で拾う流木。時には海で拾った貝殻、FARMで取れた木の実や落ち葉など。「仕入れる」のではなく、「自然のまま」のものを利用しています。
例えば。
店舗でよく見かける、「お庭相談受付中」の看板はもちろんのこと。
植物売場には必ずある、「苗箱」もそう。
(オリジナルでつくったアルミプレートがワンポイントで可愛いので必見)
店内の空間をぐっと引き締めてくれるゲートや、
味のある柱周り、
さらには壁面も。
この渋い年季の入った木材は、「バーンウッド」と言って
納屋(バーン)や倉庫が解体される際に採取された古材のことを指すのですが、
他の現場のお古以外に、ファクトリーチームは土地にフェンスをわざわざ作り
数年風雨にさらし、バーンウッドを半人工的につくりあげています。
(ここまで徹底的にするのがすごい!)
下の写真のように新品の木材に塗装したものがいずれバーンウッドとなり、
数年後にどこかの店舗で利用されていきます。
ドアや窓枠。この絶妙なフレンチブルーもアンティークで可愛いですね。
柏店をご利用のお客様は当然目に入っていると思いますが、
この圧巻の2.5m級のモニュメントもすべて端材でつくられています!
(所々にロゴの焼印やスタンプが押されているので探してみてください)
スタッフの声から作られた、植物屋ならではのオリジナルの作業台から、
なんと湘南店の入り口のツイストしているレンガ積みもファクトリーチームの力作です!
イベント関連だと、このクリスマスツリーもすべて端材から生まれました。
我が社が一番盛り上がる母の日では、POPUPストアで館内にどでかい小屋が出現し話題を呼んだことも!
このように、ショップのあらゆるところに「自然の素材」を存分に生かしたファクトリーチームの製作物が詰め込まれています。
職人である親方は、お客様にお買い物をする時間を快適に過ごしていただく空間づくりのためはもちろんですが、スタッフが気持ちよくスムーズに働ける環境づくりのためにも、日々尽力しています。
彼らがショップスタッフと顔を合わせることはほとんどありません。
ですが、ファクトリーチームも大切なインナチュラルの仲間であると、この記事を書いていて改めて実感しました。
単なる製作物ではなく、ひとつひとつが手作りの「作品」です。
まさにインナチュラルの影の立役者!いつもありがとう!

以上、インナチュラルの裏側をほんの少し、お届けしました。
こういったオリジナルの製作物をご要望の方は、
是非ガーデンデザイン課にご相談ください。
一点物の作品をおつくりします。