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6/20/2017

なぜ花は咲くのか

6月に入りすっかり梅雨モードですね。
春にはたくさんの花が咲いていたのが今ではグリーンの多い季節になりました。
もちろんこれからの暑い夏や、寒い冬に咲く花もありますが、やはり春が一番華やかな季節です。
ところで、なぜ春に咲く花が多いのでしょうか?
それは春が一番咲くための条件(環境)が整っているから、です。
花が咲く前には必ず蕾がありますよね。これを花芽と呼びます。この春に花が咲くものの花芽は、どれも冬より前に形成されています。ウメもサクラも、前年の夏にはすでに花の準備をしています。



しかし夏にはその蕾は花になりません。
これは、葉が花の咲くのを止めているからなんです!葉が栄養を取って、花にはいかないようにしているのです。
花を咲かせるにも相当のエネルギーを必要とするのですが、夏や秋には花よりも自分の体を守ろうとするんですね。だから葉が落ちてしまうと、花はいつでも咲くことができるんです。
そして体を守っていた葉が落ちるのは秋。葉が落ちた後、季節は冬になりますが、今度は温度が低くなりすぎて、花が開けません。
花は、温度や光などのいくつかの条件を満たさないと、咲くことはできません。その条件を、多くの植物が一度に満たすことができるのが、春というわけです。
だから、春になるといろいろな花を見られるようになるんですね。


そもそも植物に花は必要なのか?

本来、花は子孫を残すための大事な器官の一つです。種を作り仲間を増やすために咲きます。 ですがもともと植物には花が咲く植物はありませんでした。現在でも、シダ植物やコケ植物には花と呼ばれる器官はありません。 シダは種子ができずに胞子をつくり、繁殖しています。 本来植物は、成長すると体の一部が分かれて、それぞれが生きていくという方法で仲間を増やしていたのです。
しかし、この方法で仲間を増やしても同じ性質の仲間しか増えません。しかも耐性がないものだと環境の変化によっては生きていけなくなり、植物の勢いがなくなってきてしまいます。
そこでだんだんと、その環境にあった植物体を残せるよう進化し、花が咲いて種ができるという植物が出現しました。 このような植物があらわれたのは、今からおよそ3億4000万年も前のことになるそうです。3億4000万年前という時代は、恐竜が地球に現れるより1億年以上も昔のことです。
そのころの花は、花粉ができる雄花と種のもとになるものがむき出しについている雌花の二つだけからできていました。
現在あるものの中では、イチョウが一番近いと考えられています。この二つだけでちゃんと種ができて、新しい強い仲間が増えるようになりました。むき出しのままでは種子を作れない恐れもあるので種を守るため、またより遠くへ飛ばすために形態を変えていったようです。

花はどのような姿をして種子をつくるのか

花を咲かせて種子で仲間を増やす植物を「種子植物」といいます。

さらに種子植物は「被子植物」と「裸子植物」に分けられます。

被子植物・・・花びらのある花を咲かせる。サクラ、タンポポ、アジサイ、チューリップなど。

裸子植物・・・花びらのない花をさかせる。マツ、スギ、イチョウ、ソテツなど。

裸子植物には花弁やがくがなく、子房もないのが特徴です。
花は一つの花に雄しべと雌しべがあるのではなく、雌花と雄花に分かれています。
雄花には花粉のう(やく)があり、その中に花粉があり、雌花には子房がなく、胚珠がむき出しになっているのです。

花はどれ?

花とは、基本的に植物の生殖器官のことをいいます。なので雌しべ・雄しべの両方又は、片方があれば、花であるといえます。しかし普通、花という場合は、雌しべ・雄せべ・花冠・がくの4つから成りたっている部分のことを指します。

花の基本のつくりは一緒。ということは、色々なカタチの花があるのは、どこが違うのか?それは、花のなりたちや大きさ、花のつき方などです。
花柄の基部には、多くの植物で葉に似た器官、苞があります。この苞が大きく目立っている植物といえばポインセチアです。独特の「赤い葉」ではなく、花の一部になるんですね!
キクやタンポの花は、1枚ずつの花びらに見えているのが実は1つずつの花になるんです。
花びらがなく、花軸の先端に花が集まってついています。がくのように見えているのは花軸についている葉、つまり苞葉になります。

 チューリップなど、ユリ科の花をよく見ると、花びらに見えるもののうち、内側についているものと外側についているものがあります。同じ花びらに見えても、花の成り立ちから見ると外側のものはがく片である、と言えますが、この様に花びらとがく片の質が同じで、区別がつかない時は、両方合わせて「花蓋(かがい)」と呼びます。

ドクダミは、花冠もがくもない花が穂状に集まってつきます。白い花びらのように見えるのは総苞になります。

チューリップでは、がく片も花びらのように美しく目立っていましたが、アジサイの場合は、花弁はほとんど目立たず、がく片がまるで花びらのように見えています。

裸子植物のように花びらがなくても「花」。
がくや苞が大きくなったものも「花」です。
花は種子を残すために色々なカタチをしているのですが、同時に私たち人間の目を楽しませてくれています。
単に「雑草」と思って道端に咲いている花にも尊い命が感じられますよね。
外に出かけて花を見つけた際、ふとこの話を思い出してみるとまた新しい何かを発見できるかもしれませんね。


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